読み聞かせ
今日は「読み聞かせ」について。
娘が今、5歳。
まだ目も開かない生まれたてみたいな頃から毎日絵本の読み聞かせをしてきた。
最近は娘の方から「読んで」と言ってくるようになったので、それを読んでやっている。
するとそれを見て2歳になる息子も自分の好きな本を読んで欲しそうに持ってくるようになった。
娘が赤ちゃんの頃は、「お風呂上がりに5冊」と決めて。
今は、一日一冊だったり、一日5冊だったり、もっと多かったり。
ざっと計算して2000回ぐらいは読み聞かせをしてることになる。
でも、いつも読み方って「これでいいのかな?」と思いながら読んでいる。
どういうことかと言うと、「淡々と」読んだ方が良いのか、「感情的に」読んだ方が良いのかということ。
読み聞かせについて書かれてる本にもたまに目を通すが、「淡々と読んだ方が良い」と書かれてるものもいくつかあった。
理由は「読み聞かせをしているお母さんが怖い動物やおばけなどになりきりすぎると、こどもがお母さんがその動物やおばけになってしまったと錯覚してこわがってしまう」とか「なりきると主観が入りすぎて、聞いてる方の想像を妨げる」とかだった気がする。
「なるほどねぇ」と思って「淡々と」読んでいた時期もあった。
が、どうしても私の性格上、なりきらないと気が済まないところがあって、読んでいるうちに段々と声を作ったり、歌ったり、ジェスチャーをつけたりしてしまう。
こども達は喜んでいるときもあれば、しらーっとしているときもある。
いつも喜んでくれたら「これでいいのかも」と思うんだけど、しらーっとされると「やっぱり淡々と読んだ方がいいのかな」と思う。
世の中のお母さんたちは「淡々」か「感情的」かどっちなんだろう。
でも最近、「感情的」を続けよう!と思わせてくれる瞬間があった。
ディズニーのアニメ「アバローのプリンセス エレナ」を観ていた時。
主人公の女の子エレナとその妹が、亡くなったお母さんを懐かしむシーンで「お母さんって絵本を読んでくれるとき、登場人物になりきっていろんな声を出してたよね!」と言って笑い合うところがあった。
お母さんの思い出=おもしろい声→思い出し笑いってなんかいいなと思った。
読み聞かせの正解はわからない。
でも娘と息子が大きくなったときに「母ちゃんいつも変な声出しとったな」と話題になるかならないかわかんないけど、「淡々と」読んでるより思い出してもらえそうな気がして、だったら「感情的」の方がいいなと思うようになった。
あとドーラも。
かなり自分でもうまく言えてると思ってる。